A32NXでsimBriefのフライトプランを読み込もう(飛行経路の設定)

A32NXでsimBriefのフライトプランを読み込もう(飛行経路の設定)

前回の続きです。MCDUにsimBriefのフライトプランを読み込んで、飛行経路を設定しましょう!

これでほぼ自動で飛行機を飛ばすことが可能になります!

今回、私がsimBriefで作成したフライトプランは以下のとおりです。この設定をA32NXに設定します。

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:34R
ルート:LAXAS3 LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
巡航高度:FL380(38000ft)
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

もちろんこのとおりのフライトプランでなくても大丈夫です!飛行経路の設定方法を覚えて、世界各地の空港に行ってみましょう!

この記事は以下の記事の続きです。まだ読んでいない人はこちらも見てみてください!

目次

出発経路の設定

  1. 「F-PLN」ボタンを押します。
  2. 必要に応じて「上下矢印キー」をおして、出発空港の4レターコードを選択します。(今回は「RJTT(羽田空港)」を選択)
  1. 「DEPARTURE」を選択します。
  1. 必要に応じて上下矢印キーを押しながら、離陸に使う滑走路を選択します。今回は以下のフライトプランどおり「34R」を選びます。

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:34R
ルート:LAXAS3 LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

  1. 滑走路選択の後の画面で、出発経路(SID)を選択します。ここで選択するのはsimBriefで作ったフライトプランの一番最初に書かれたものです。今回は「LAXAS3(ラクサス・スリー)」です。

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:36R
ルート:LAXAS3 LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
巡航高度:FL380(38000ft)
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

simBriefの無料版で作成したフライトプランでは「LAXAS2」と表示されているかもしれません。この数字はその経路のバージョンを示しています。simBriefの無料版ではちょっと古い時期の経路情報をもとにフライトプランを作成してくれるため、MSFS2020で持っている経路情報のバージョンと合わないことがあります。
ただし、ほとんどの場合でバージョンの数字(今回は「LAXAS2」と「LAXAS3」)が変わっていても、MSFS2020でフライトするには特に問題はありません。
simBriefで作ったフライトプランに「LAXAS2」と記載され、MSFS2020で「LAXAS3」しか選べない場合は「LAXAS3」を選択しましょう。

  1. 最後に「INSART*」を選択します。

これで「出発経路」の設定ができました!次は着陸経路の設定をしましょう!

到着経路の設定

着陸経路の設定をします。大体の流れは出発空港の時と同じです。

  1. フライトプランのページ(「F-PLN」ボタンを押した後のページ)から、到着空港(今回は「RJOO(伊丹空港)」)を選択します。
  1. 「ARRIVAL」を選択します。
  1. 着陸に使う滑走路を選びます。今回は「32L」を使うのですが、たくさん種類があることに気が付きます。今回は「ILS32L」を選択します。

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:36R
ルート:LAXAS3 LAXAS LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
巡航高度:FL380(38000ft)
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

同じ滑走路でも複数の着陸(アプローチ)方法があります。上の画像だけでも滑走路32Lへのアプローチ方法に「ILS(アイエルエス)」「LOC(ローカライザー)」「RNAV(アールナブ)」の3種類があることがわかります。初心者のうちはどれを選べばよいかわからなくなってしまいますが、とりあえず「ILS」を選んでおけば楽に着陸できます。詳しい解説は避けますが、ILSは滑走路の端から電波を飛ばして飛行機を誘導してくれる仕組みです。これにより滑走路直前までオートパイロットが利用できます。ただし、空港によってはILSが使えない場合もあります。この時「RNAV」が使えたら、「RNAV」を使ってみましょう。こちらはGPSを使って飛行機を誘導してくれる仕組みです。

  1. 滑走路選択の後の画面で、到着経路(STAR)を選択します。ここで選択するのはsimBriefで作ったフライトプランの一番最後に書かれたものです。今回は「IKOMAE(イコマ・イースト)」を選びます

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:36R
ルート:LAXAS3 LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
巡航高度:FL380(38000ft)
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

  1. 最後に「INSART*」を選択します。

おめでとうございます!

これで到着経路が設定できました!最後に、途中の経路が正しく設定されているか確認します。

飛行経路のチェック

出発経路と着陸経路の間のルートが正しく設定されているか確認します。A32NXのバージョンによっては、正しく経路が設定されずに途中が切れてしまっていることがあります。必ず確認しましょう。

  1. 「F-PLN」ボタンを押します。
  1. 飛行経路が表示されます。
  1. 視点をちょっとずらします。
  2. 上部のパネルのツマミから「PLAN」を選びます。これによって正面のディスプレイにフライトプランが表示されます。
  3. 必要に応じて右のツマミで表示する範囲を選択できます。
  4. MCDUの上下矢印を使うと、ディスプレイのフライトプランがウェイポイントごとに表示されます。
  1. 上下ボタンを押していくと、フライトプランを示す緑色の線が切れている個所を見つけました。経路が途切れてしまっています。修正しましょう。
  1. MCDUの「CLR」ボタンを押して、ディスプレイの一番下の行に「CLR」と表示させます。
  2. この状態で「–F-PLN DISCONTINUITY–」と書かれた列を選択します。
  1. 「–F-PLN DISCONTINUITY–」の列が消えたことを確認します。
  1. 緑の線がつながったことを確認します。

同じように確認していくと、もう一か所で緑の線が切れている個所を見つけました。このように複数個所でプランが切れていることもあるので、必ず最後まで確認しましょう。

  1. 最後の到着空港までプランの線が切れていないことを確認します。
  2. そのほかにも、プランの線が変な風に曲がっていたりしないかも確認しましょう。

これで飛行経路の設定が終わりました!!

離陸の設定

今度は、離陸のための設定をしていきましょう!

  1. 「PREF」ボタンを押します。
  1. 数字キーで「14000」と入力します。
  2. 「TRANS ALT」を選択します。
  3. 「TRANS ALT」に14000が設定されたことを確認します。

TRANS ALT(転移高度)は国によって異なります。日本の場合は「14000」です。

  1. 数字キーで「1」と入力します。
  2. 「FLAPS/THS」を選択します。
  3. 「FLAPS/THS」に1が設定されたことを確認します。

ここで設定しているのは離陸に使うフラップの設定です。通常は「FLAP1」を利用します。

  1. 数字キーで「60」と入力します。
  2. 「FLEX TO TEMP」を選択します。
  3. 「FLEX TO TEMP」に60が設定されたことを確認します。

FLEX TO TEMP(フレックステンプ)は離陸の時に使うエンジンの設定です。60や50が使われることが多いようです。YOUTUBE等で見てみると60を使っている人が多いようなので、今回は60で設定しています。

  1. MCDUのディスプレイの一番下の行に何も表示されていない状態にします。(表示されていた場合は「CLR」ボタンを何回か押します)
  2. 「V1」を選択します。
  1. MCDUのディスプレイの一番下の行に数字が出てきたことを確認します。(今回は121でしたが、場合によって異なります)
  2. この状態のまま、もう一度「V1」を押します。
  3. 「V1」に121が設定されたことを確認します。
  1. 「V1」にやったことを、「VR」と「V2」にも同様に実施します。

巡航高度の設定

最後に巡航高度の設定をします。

  1. 高度設定ツマミにて、巡航高度を設定します。今回の巡行高度はFL380なので「38000」を設定します。

出発空港:羽田空港(RJTT)
離陸滑走路:36R
ルート:LAXAS3 LAXAS Y56 TOHME Y54 KOHWA Y546 AGPUK IKOMAE
巡航高度:FL380(38000ft)
到着空港:伊丹空港(RJOO)
着陸滑走路:32L

お疲れさまでした!

これでsimBriefで作ったフライトプランを設定することができました!この設定を正しく行うことで、自動操縦で気楽に飛行機を飛ばすことができるようになりました。

次回は、飛行機をプッシュバックしてエンジンを起動しましょう!

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