A32NXを導入すると空がもっと楽しくなる

A32NXを導入すると空がもっと楽しくなる

MSFS2020にはセスナ機のような小型飛行機から、大型旅客機まで様々な機体が収録されています。どの飛行機もきれいに再現されていて飛んでいて楽しいのですが、いわゆるよく乗る旅客機については、再現性が悪かったりそもそもシミュレートされていない機能が多数あったりと「いまいち」な点があるのも実情です。

近代の旅客機はかなり複雑なので、それをシミュレーションするのはかなり難しいのはわかります。ただ、やはり基本的な飛行に対してバグが残っていたり、操作感が悪かったりすると「あんまり飛びたくないなぁ」と思ってしまいます。(もちろん定期的なアップデートでどんどん良くなっています!)

そんななか登場したのが「A32NX」というのものです。

この「A32NX」はMSFS2020でエアバス社のA320という旅客機をリアルに再現することを目標としたプロジェクトで、なんと無料でその機体をダウンロードでき、MSFS2020で飛ばすことができるというものです。

そのリアルさは現実世界のA320機長が唸るほどです!

おそらくMSFS2020をやっている多くの人が、この「A32NX」をインストールしているのではと思います。

YOUTUBEなどでも、この「A32NX」を使って簡単な飛行やマニアックな機能を説明する動画が多数上がっており、この「A32NX」で困ったことがあっても調べやすいというのも大きな強みです。

今回はこの「A32NX」をダウンロードして、MSFS2020で使えるようにするまでを解説します。

MSFS2020自体にあまり慣れていなかったり、そもそもフライトシミュレーター自体の初心者の方は以下の書籍を読むことをお勧めします!MSFS2020にデフォルトで収録されている機体を使いながら、飛行の仕方や計器の見方など初歩的なことを解説してくれます。
筆者はかなり昔からフラシムの解説本を出されている有名な方で、私もこの方の解説本を片手にフラシムの世界に飛び込みました!非常にお勧めの本です。kindleで買うのがおすすめです!

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目次

「A32NX」インストーラのダウンロード

「A32NX」のインストール方法はいくつかるのですが、一番簡単なインストーラー形式を解説します。

まず、以下のサイトにつなぎましょう。「A32NX」を開発している「flybywire」のサイトです。

全部英語ですが、複雑じゃないのでご安心を。A32NXの「Installer」ボタンをクリックしましょう。

flybywireのサイト。ここからA32NXのインストーラを入手する。

新しいページに飛び、「Custom-built Installer」と表示されます。ここで「Download」をクリックしましょう。するとファイルのダウンロードが始まります。

A32NXのダウンロード画面

ダウンロード先のフォルダに「FlyByWire_Installer_Setup.exe」があることを確認しましょう。

これでインストーラのダウンロードはできました!次の章からインストールを解説します。

「A32NX」のインストール

先ほどダウンロードしてきた 「FlyByWire_Installer_Setup.exe」 を起動しましょう。すると下のような画面が表示されると思います。

A32NXのインストーラ

この画面の中で真ん中あたりに3つのボタンがあります。それぞれ「Stable」「Development」「Experimental」の3つです。これは以下の表のような感じで分かれています。

Stable  安定バージョン。バグや問題はあまりない。その代わり最新機能もない。
Development  開発バージョン。今開発中の新しい機能などが盛り込まれているが、バグがあるかもしれない。
Experimental  実験バージョン。最新の機能や改善がたくさん使えるが、その代わり制限事項やバグなども多い。

よくわからない初心者は「Stable」を選択することをお勧めします。私は最新の機能をバンバン使いたいので、「Experimental」にしています。

インストールしたいものを選択したのちに、「Install」ボタンをクリックします。するとA32NXの各種データのダウンロードが始まります。

A32NXをインストール中

インストールが終わると「A32NX」の横にチェックマークがつき、「Installed」の表示になります。

A32NXインストール完了!

これでMSFS2020でA32NXが使える準備が整いました!

「A32NX」をMSFS2020でつかう

A32NXで飛ぶには、ほかの機体と同じように機体を選ぶ画面からFlyByWire Simulation A320neo(LEAP)」を選択しましょう。

このとき、MSFS2020に最初から入っているA320neoと間違えないようにしましょう!

機体が増えている。少しスクロールしないと表示されないかもしれない。

機体を選択したら、普通にフライトを開始するだけです!

flybywireの塗装をしたA32NX
離陸準備完了!
コクピット周りの質感はかなり良い。使える機能もかなり増えている。

MSFS2020に最初から入っているA320と種類は同じ機体なのですが、再現度が段違いで、コクピット周りの質感や、使えるボタン等の多さに驚くと思います。

終わりに

今回は「A32NX」のインストールを紹介しました。

「A32NX」はかなり頻繁にアップデートされています。インストール後に最初のインストーラを起動するとアップデートがあるかどうか自動的に確認してくれます。アップデートがある場合には黄色いアイコンで教えてくれますので、MSFS2020を起動する前にアップデートを確認しましょう。

A32NXがアップデートされたときはオレンジ色のボタンが表示される。

次回はこの「A32NX」で「コールドアンドダーク」状態(まだ機体に電源等が入っていない状態)から、機体を立ち上げる方法を解説します。

A320(A32NX)の起動方法はこちら!

【2022/04/19追記】ちなみに、今回入れたA32NXのインストーラーから改良されたB747である「Salty B747-8I」もインストールできるようになりました!

【2022/05/20追記】A320のMODとして、「FENIX A320」もリリースされました!こちらのインストール方法も解説しています!

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