FENIX A320はさすがに有料アドオンだけあって、かなり細部まで作りこまれています。
今回はそんな作り込みの中から、フライトにちょっと役に立つものから、そんなの役に立つの?と思えるものまでご紹介していきます。
個人的に今一番おすすめの機体なので、興味を持った方はぜひ購入してみてください!

スタンバイ計器をアナログ化
FENIX A320ではスタンバイ計器(FDの右横にあるやつ)をアナログ計器に変更できます。変更方法は簡単です。EFB(iPad)の「Fenix」アプリを開き「SIM SETTINGS」の「AIRFRAME」画面の設定を変更するだけです。
「DDRMI」「STANBY」「METRIC STANDBY ALT」の3つの項目があり、それぞれ設定を変更することができます。
設定内容は即時反映されるので、お好みのデザインになるよう設定をいじってみましょう!
私はアナログ計器を全部出すのが気に入りました!アナログ計器の針の動き方って温かみがあって好きなんですよね。


隠しスタンバイ計器(方位磁針)
コクピットの上部中心にある謎の穴。。。実はこれもスタンバイ計器です。普段は使わないので隠してあります。
穴のあたりをクリックすると、方位磁針がガシャンと降りてきます!まあ、ただフライトではめったに使わないでしょうね。
FENIX A320では故障関係のシミュレートもだいぶ作りこまれているようなので、計器が全部使えなくなってしまうようなシチュエーションの時に役に立つかもです。


着陸灯を両方一気に操作
次の小ネタは普段のフライトで役に立ちます。離陸時や着陸時にお世話になる「着陸灯」。左右2つ付いていますが、これを2つ同時に操作する方法があります。それは「2つのスイッチのあいだ」あたりをクリックすることです。
個別に操作しなくて済むので楽ですよ!ぜひお試しを!

EFB(iPad)を取り外す
A320のEFB(iPad)ってすごく「後からとってつけた感」がありますよね(吸盤でくっつけてるし。。。)。実際の運用でもこのように利用しているのでしょうが。。。もし、このとってつけた感が嫌な方や、EFBなんか使わないよ!って方がいれば、EFBを取り外すことが可能です。
下の画像の赤丸で囲ったあたり(マイク?)をクリックするとEFBを取り外すことができます。もう一度取り付けるには、もう一度クリックすれば復活します。


日除け
EFBを取り外した状態に限りますが、横のウインドウの日除けを展開することができます。ウインドウ下の取っ手をクリックすると、上まで黄色のシェードが展開されます。これで日焼け対策はばっちりです!太陽がまぶしいときにどうぞ!(シミュレータで出番あるのかな。。。?)


窓を開ける
FENIX A320ではコックピットの窓を開けることができます!開けたところでなんなんだ、という声もありそうですが、一回開けてみてほしいです。FENIX A320の音響がいかに作りこまれているかがわかります!機外の音がクリアに聞こえるようになり臨場感がすごいです!
窓を開けるには、まずウインドウの取っ手の先のボタンを押します。すると、窓全体のロックが外れるので、機体後方にドラックします。
窓を閉めるときは、窓のレールの部分に黒い小さなロックボタン(?)がある(下の画像参照)ので、これを機首方向にスライドさせてから、開けた時と逆の手順を行います。




日除けパート2
横の窓の日除けがあるんだから、真正面の日除けもあるのは想像つきますよね。視線をぐっと上の方に持っていくと何やら黒い板みたいなものがあります。これをクリックすると、真正面に日除けが展開されます。


なんか、これテレビショッピングでよく出てくる奴にそっくり。。。飛行機でも使われてるってことは効果あるんですかね?

ドアを開ける
窓が開くんだから、ドアだって開きます。コクピットから客席を見ることができます。
客席もかなりきれいに作りこまれていて、FENIX A320のポテンシャルの高さにびっくりします。

以上、FENIX A320の小ネタまとめでした!
実際のフライトで活躍できそうなネタから、いつ使うの?みたいなネタまでありましたが、総じて「そこまで作りこまれれてすごい!」と思えるものばかりだと思います。
公式からはもっとアップデートを行う予定であることが案内されているので、これからが楽しみです!